最近、亘理のイチゴ、食べましたか?
イチゴは東日本大震災前から亘理名物でしたが、震災をバネにさらにパワーアップしているんです。農家の意地が作り上げた、甘酸っぱい宝石。手が止まらないおいしさです。
亘理のイチゴ農家は、津波でそのほとんどが全壊しました。
甘いイチゴを育てるために長年育てた土は塩害に遭い、一時は「もう栽培をやめよう」という声も多かったそう。それでも、「また亘理のイチゴを食べたい」という声や支援の手に支えられ、若手が中心にイチゴの栽培を再開しました。
土が少なくても栽培できる高設ベンチ方式など、新しい栽培方法を導入して、パワーアップしたイチゴがどんどん出荷されるようになりました。なかでも「もういっこ」という品種は、甘みと酸味のバランスが絶妙!直売所で購入できるほか、1月から5月くらいまでは摘み取り体験ができる施設も。
手が止まらないおいしさを、その舌で体験してみて。